こんにちは、ユタカです。
あなたは1日8時間、週5日労働という世間の常識に、
疑問を抱いたことはありますか?
僕はあります。
よく会社の先輩に、
「どうして日本では週休2日が普通なんですか?」
「1日5時間で週3日労働とかじゃダメなんですかね?」
と聞いて呆れられていました。
先輩の目には、僕が完全な社会不適合者に映っていたことでしょう。
でもこの質問にちゃんと答えられる人は多くないはずです。
みんなそうしているから。
それが世間の常識だから。
では答えにならないと思ったし、
納得がいかなかったので調べてみました。
1日8時間、週5日労働が誕生した経緯
まず根本的な理由として、日本では労働基準法により、
『雇い主は被雇用者に1日8時間、週40時間を超える労働をさせてはいけない』
ということになっているからです。
では、なぜこの決まりができたんでしょうか。
以下の記事で詳しく解説してあったので紹介します。
→http://gigazine.net/news/20140723-work-shorter-make-better/
(参考:Gigazine/8時間労働が誕生した経緯と労働時間を短縮すべき理由)
1日8時間、週5日労働が誕生した流れを簡単に説明すると、
イギリスで18世紀半ばから19世紀にかけて産業革命が起こった
↓
当時のイギリスでは「労働時間の長さが生産性に比例する」とされており、
1日の労働時間はゆうに14時間を超えていた
↓
労働者にとってそれはキツすぎたため、
労働時間の短縮を求める運動が巻き起こった
↓
工場法が制定され、
1874年には1日の労働時間は最大10時間までと定められた
↓
一方アメリカでも、
1861年に起きた8時間労働を求める大規模ストライキが起こり、
メーデー創設のきっかけとなった
↓
そうした中、
1919年に開催された国際労働機関第1総会で、
『1日8時間、週40時間』という労働制度が国際的な基準となった
↓
それを受けて、日本でも1947年に労働基準法が施行され、
1日8時間労働が規定され、定着した
という感じになります。
日本は1945年に第二次世界大戦に降伏し、
アメリカをはじめとした連合軍に占領されました。
その2年後に労働基準法が制定され、
そこから高度経済成長期が始まります。
1950年代から、
人々はがむしゃらに働いて日本経済を成長させました。
それから70年近くの年月が経っても、
未だにこの『1日8時間、週40時間労働』という制度は変わっていません。
70年前と違って日本の生活水準は大きな進歩を遂げ、
世の中には便利なものが溢れかえっています。
美味しいものを安い価格で食べることができたり、
十分な娯楽やサービスを受けられる時代になりました。
これだけ便利な世の中になったのに、
労働時間の決まりはずーっと変わっていないんです。
今まで100人でやっていた仕事が、
科学の発達によって10人でできるようになったとしたら、
残りの90人はもうちょっと楽な生活をしても良くはありませんか?
でも、変わらないんです。
これが、世間による常識です。
もう70年近くも変わらない、
『1日8時間、週40時間労働』という決まりが常識になっています。
常識を疑い、ゼロベースで考える
僕が言いたいのは、
「この常識を信じ貫くことで、果たして幸せになれるのか?」
ということです。
僕は、幸せになれるとはどうしても思えませんでした。
1日8時間労働と言っても、
通勤時間や大して休めない休憩時間、残業時間を合わせると、
1日の仕事における拘束時間は12時間くらいになります。
多い日はもっと多いでしょう。
これでは人生の半分以上を労働に費やすことになります。
労働に対して生きがいを感じ、
労働することを目的とする価値観であれば、
とても幸せな人生だと思います。
でも、そうでない人にとってはかなりの地獄です。
労働と睡眠で、人生において自由に使える時間の大半を失ってしまうんですから。
あなたが労働の他にやりたいことがあるのであれば、
- まず、常識を疑う
- 次に、自分が本当にやりたいことは何かをゼロベースで考える
ことをやってみてください。
ゼロベースで考えるとは、
『様々な外的要因や社会的倫理、常識を考えずに、自分がやりたいことだけを思い浮かべる』
ということです。
ぜひ、試してみてください。
というわけで、今回はこの辺で!
ユタカでした。
PS.
一般的に、ネットビジネスでは若者の成功確率が高いです。
それは、上で挙げたような常識への染まり具合がまだ弱いからです。
歳を追うごとに、
僕たちは常識という魔物に洗脳されてしまいます。
一緒にこの魔物から逃げ出し、
本当の自由を手に入れましょう!!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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