こんにちは、ユタカです。

 

いやー、最近急に寒くなってきましたね。
ここ何年かで秋を感じる時間がかなり短くなってきている気がします。
夏の暑い日が10月くらいまで続いたと思ったら、急に冬の気温に下がる、みたいな。

 

体調を崩しやすい時期なので、気を付けてくださいね!
今年もそろそろインフルエンザの予防接種に行かなくてはと思う今日この頃です。

 

さて、急に冬っぽくなってきたせいか、
自動販売機にも『あったか~い』の商品が出てくるようになりました。
今回はそこでコーヒーを買った時に気付いたことを話します。

 

 

「寒いなー、コーヒーでも買お。」と思い無意識に選んだ商品

 

先日会社の研修がありまして、一日中講義を受けていたんですが・・・

 

もう会場がめちゃくちゃ寒い!

 

なんでもエアコンが故障しているらしく、
その日はずっと寒いままの状態が続いていました。

 

午後になっても気温が変わらなかったため、
さすがにあったかい飲み物が欲しくなり、休憩中に自動販売機でコーヒーを買いました。

 

 

で、選んだ商品がこれです。

 

商品名の『プレミアム』という響きがもたらす効果と日本の現状2

 

ジョージア ザ・プレミアム

 

これ、インパクトありませんか?

 

あったか~いコーヒーか紅茶を買おうと思っていて、
選択肢も5・6種類あったので一瞬迷いましたが、無意識にボタンを押してました。

 

だってプレミアムですよ?
それなのに他の商品と値段も変わらないし、なんだかお得な感じがしませんか?

 

この『プレミアム』という言葉に惹かれ、
さらにロゴの左下の『ジョージア微糖史上最高のコク』にも目を奪われたんです。

 

飲んでみると、「確かにコクがあって美味しい!」と思いました。
まぁ、僕の舌は大したことないのでどれも美味しいと感じたでしょうが・・・笑

 

 

ここでふと感じました。
『プレミアム』っていう言葉、ここ数年で多くの商品にやたらと使われていませんか

 

 

『プレミアム』と名のつく商品と消費者の感情

 

気になったので、プレミアムと名のつく商品を調べてみました。
どんな商品があるのかと、それを消費する時の感情も考えてみます。

 

 

ザ・プレミアム・モルツ

 

商品名の『プレミアム』という響きがもたらす効果と日本の現状3

 

ザ・プレミアム・モルツは、サントリービール(代表取締役社長 水谷徹)から
発売されている、麦芽100%のピルスナースタイルのプレミアムビールである。
(中略)
2003年5月20日に名称を現在の「ザ・プレミアム・モルツ」に変更して
発売を開始した。
(参考:wikipediaより)

 

プレミアムと聞くと、最初にこれを思い浮かべる人が多いんじゃないでしょうか。

 

「普段は発泡酒だけど、今月も頑張ったしプレモルで乾杯するか!」

 

というノリで飲む人が多いと思います。実際僕もそうでした。

 

 

プレミアム・アウトレット

 

商品名の『プレミアム』という響きがもたらす効果と日本の現状4

 

御殿場プレミアム・アウトレットや、佐野プレミアム・アウトレットで有名な
アウトレットモールの固有名詞です。

 

僕は最初、
「プレミアムな限定商品とか高級商品を売っているアウトレットなのかな」
と思っていましたが、
『プレミアムという言葉をつけることで一つのブランド戦略になっている』が正しいです。

 

確かにプレミアムという言葉が付くことで、
型落ち品・B級品を売っているというイメージがあるアウトレットが一気に変わります。

 

「安い値段で高級な・良質な商品が買えるかも!」

 

と感じる消費者が多いはずです。

 

 

バファリンプレミアム

商品名の『プレミアム』という響きがもたらす効果と日本の現状5

 

Q.バファリンAとバファリンプレミアムの違いを教えてください。

A.バファリンAはバファリンのスタンダードな鎮痛薬として「痛み」「熱」など、さまざまな症状に悩む幅広い層の人にオススメしています。
バファリンプレミアムは、つらい頭痛に速効・すぐれた効き目、さらに胃へのやさしさを両立したバファリンの最上位アイテムです。
(参考:ライオン株式会社 バファリンプレミアム特設サイトより)

 

2014年2月にライオンから発売された商品です。松下奈緒さんが出ているCMが印象的でした。
最初見たとき「薬にまでプレミアムっていう言葉を使うようになったのか!」
と驚いたことを覚えています。

 

つらい頭痛に悩まされている人にとってはうってつけの商品であるバファリンに、
プレミアムという言葉を付けてより一層の効果を演出することで消費者に印象付けています。

 

以前は通常品が『バファリンA』、
さらにつらい痛みには『バファリンプラスS』という商品名で展開していましたが、
性能を高めてバファリンプラスS→バファリンプレミアムに変更しインパクトが増しました。

 

「今まで頭痛に悩まされていたけど、この商品なら良くなるかも!」

 

と感じて購入する消費者が増えたはずです。

 

 

まとめ

 

以上がプレミアムに関する話でした。
他にも『ザ・プレミアム・カルピス』『カントリーマァムプレミアム』といったように、
さまざまな商品にこの言葉が使われています。

 

ここで共通しているのが、

  • 単純にプレミアムという言葉に心を惹かれる
  • いつもとはちょっと違ったワンランク上の高級感を味わうことができる
  • 通常よりもいい性能の商品を使用することができる

と消費者が感じられるという点です。

 

さらにこのようなプレミアム商品が売れていることについて、
『日本では消費者の高級・高品質志向が加速している』という理由が挙げられます。

 

現在の日本は成熟した消費社会です。
どこにいってもコンビニやスーパーや薬局で安心できる良質な商品を買えます。
そんな中でよりお客さんの目を引くのは、こういったプレミアム商品ではないでしょうか。

 

 

ネットビジネスにおいても、
お客さんは商品を買う理由は『その商品が欲しいから』であり、

その理由は

  • その商品を買えば自分の悩みを解決してくれる
  • その商品を買えば自分の生活をより良くすることができる

の2点です。

 

プレミアムという言葉はまさに、
2つ目の『自分の生活をより良くしたい』という消費者の心理をうまく狙えています。

 

当たり前の日常に、ちょっとした特典(プレミアム)を付けることで
お客さんの心を惹き、購買意欲をかきたてる。

 

今後のネットビジネス実践に活かしてもらえたら嬉しいです。

 

 

というわけで、今回はこの辺で!

 

ユタカでした。

 

 

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