こんにちは、ユタカです。

 

僕は1人では基本的にテレビを見ないんですが、
奥さんがテレビ好きなので、土日に家族で過ごすときはよく一緒に見ています。

 

で、土曜にTBSでやっているトレンド情報番組『王様のブランチ』を見ているときに、
ネットビジネスで使える、めっちゃ重要な販売戦略を紹介していたんです。

 

これは全てのビジネスに応用できて超使えます。

 

 

最高級食材が驚きの金額で?

 

王様のブランチのコーナーで、丼ものの激安ランチ特集なるものをやっていました。

 

A5ランクの黒毛和牛を使ったローストビーフ丼や、
カニ、エビ、イクラ、本マグロが乗った豪華海鮮丼などが、
赤字覚悟の超特価で紹介されていました。

 

その中で、最高級三元豚を使ったカツ丼に目を奪われました。

 

ちょうど昼時だったことや、昼前まで寝ていて朝飯を食べていなかったこともあり、
大ボリュームのカツ丼はめちゃくちゃ魅力的でした。

 

紹介されていた店は見るからに高級そうな店で、
上品な雰囲気が漂っています。

 

 

リポーター
「このカツ丼凄いですね!最高級三元豚をふんだんに使って・・・」
「さて、このカツ丼、気になるお値段を教えてください!」

 

店主
「はい、こちらは1日10食限定、1,300円で提供しています」

 

リポーター
「えぇー!そんなに安いんですか!」
「でも、そんなに安かったら赤字ですよね?」

 

店主
「そうですね・・・笑」
「うちは夜の鍋料理をメインでやってますので、そちらもぜひ食べに来てください」

 

 

こんな感じで会話をしていました。

「こ、これは・・・!」

 

「フロントエンド→バックエンドの販売戦略そのままじゃないか!」

 

 

あらゆるビジネスに応用可能

 

コスト度外視のお得な商品でお客さんの目を引き(フロントエンド)、
その後で高利益の商品を買ってもらう(バックエンド)。

 

これがフロントエンドバックエンドの販売戦略です。

 

番組で紹介されていた店は、
高級食材を使った鍋料理(コースで10,000円以上)を夜にメインで提供しており、
そっちではバッチリ利益を取っていると思われます。

 

だからこそ、赤字になってでも高級カツ丼をお客さんに提供して、
その店に興味を持ってもらい、夜の集客を増やそうとしていたわけです。

 

これは様々なビジネスで使われています。

  • 居酒屋の生ビール1杯200円キャンペーン→つまみで利益を取る
  • デアゴスティーニ創刊号は通常の半額以下→定期購読で利益を取る
  • 英会話教室の無料体験レッスン→有料レッスンで利益を取る

 

こんな風に、商品やサービスを売るのであれば、
フロントエンドバックエンド戦略はどんなビジネスにも応用できます。

 

お客さんは一度購入した人・店からはその後も買おうという心理が働きます。
この戦略は一貫性の原理という心理学のテクニックが使われているんですね。

 

これはアフィリエイトにも応用できます。
先日書いた無料オファーの記事も、この戦略が使われています。

 

無料でレポートやセミナーを提供→後に高額な商品をオファー

 

といった感じです。

フロントエンド→集客するための商品
バックエンド→利益を出すための商品

 

と覚えておくとわかりやすいかと思います。

 

 

この戦略の実践ポイント

 

続いてこの戦略を実践するうえで、
気を付けなければならないポイントを紹介します。

 

強力な戦略なんですが、
やり方を間違えると大きな赤字になってしまうこともあります。
大きく分けて3つ考えてみました。

 

 

フロントエンドは本当に価値のあるものを使う

 

まずこれです。

 

冒頭に話した王様のブランチに出てきた激安高級カツ丼は、
『本当に価値のある三元豚を使い、かつ安い』
から、フロントエンドとして意味があるんです

 

ただ安いだけでは意味がありません。
お客さんにとって価値がある商品・サービスをお得に提供することによって、

 

「えっ、こんないいものがこんな値段で!?」
というような感動・興味を与えることができるんです。

 

この『感動』と『興味』という部分がめちゃめちゃ重要です。
人が商品を買う流れとして、

 

興味を引かれ、論理で納得し、感情で購入する

 

という手順があります。
これをフロントエンドでやってしまうわけです。

 

そうすれば先ほど話した一貫性の原理が働いてバックエンドも売れるし、
フロントエンドで本当に価値のあるものを提供しているので、信用も生まれます。

 

ただ安い・無料、だけでは見向きもされません。
ここは集客のためと割り切って、赤字でもいいんです。

 

 

必ずリスク管理をする

 

で、次はリスク管理です。1つ目のポイントでは、
フロントエンドは本当に価値のあるものを使うと話しました。

 

つまりフロントエンドだけでは赤字になってしまいます。
ちゃんと利益が取れるバックエンド商品を売らなければあっという間に破産します

 

まずはちゃんとリサーチや仮説を立てて、
バックエンド商品はどのくらいの利益が取れるのか、
利益が取れるならフロントエンドに回せる分はどのくらいあるのか、を先に考えます。

 

「なんとなく集客できそうだから激安で売ってみるか」

 

は絶対NGです。必ずバックエンド商品と合わせて考えるようにしましょう。

 

 

顧客の属性を考える

 

最後は顧客の属性です。

 

最終的に売りたいのは利益の取れるバックエンド商品なので、
バックエンド商品に興味のある人が食いつくようなフロントエンドにしなくてはなりません。

 

ここで例を挙げてみます。

 

『定期購入型のダイエット酵素ドリンク』をバックエンド商品としたとき、
フロントエンド商品はどんなものがいいでしょうか?

 

『楽して痩せられるダイエット本を無料プレゼント』

とかはどうでしょう。
いくつかのダイエット方法を紹介しつつ、そのダイエット酵素の内容も忍ばせておきます。

 

で、その本を読んでダイエットに関する興味を引いておいて、
バックエンド商品であるダイエット酵素をオファーするんです。

 

さて、この場合の顧客の属性は何かというと、

 

『楽して痩せたいと思っている層』です。

 

酵素ドリンクは運動やトレーニング器具と違って、
飲むだけで痩せられるというのが売りの商品です。

 

だからこそ、『楽して痩せられる』という内容のフロントエンド商品を出せば、
楽して痩せたい層のお客さんの心に響き、同じ売りのバックエンド商品も売れます。

 

こんな風に、バックエンド商品がどんな顧客層に好まれるかを考えたうえで、
フロントエンド商品を決めていくといいです。

 

さらに付け加えると、
『20代前半の女性向け』とか『産後太りに悩んでいる方向け』とか、
顧客の属性をより細かくして売ると心に響きやすくなります。

 

僕たちみたいな小規模の販売者・アフィリエイターは、
より多くの人に売るのではなく、顧客の属性を絞ってオファーしたほうが売れます。

 

 

まとめ

 

以上が高級料亭の激安ランチから学ぶ販売戦略でした。
フロントエンドバックエンド戦略は、資本の少ない僕たちにとって欠かせません。

 

大手は大量のお金を使って広告を出し、より多くの人から利益を取ろうとしています。
その反面、それぞれに細分化された顧客のニーズをくみ取ることが困難です。

 

だからこそ、僕たちのような小規模アフィリエイターが勝てる分野を見つけ、
フロントエンドバックエンド戦略を使うことでターゲットとなるお客さんの心に響かせます。

 

僕はまだまだこの仕組みを作り途中ですが、
この考え方は常に持って実践を続けていこうと思います。

 

 

というわけで、今回はこの辺で!

 

ユタカでした。

 

 

PS.
ちなみにこの『王様のブランチ』、トレンドアフィリエイトのキーワード発見に使えます。

 

人気のファッションやスイーツ、トレンド商品や人気タレントを紹介していて、
特に若い女性向けのコンテンツを作る時に重宝してます。

 

というのも、最近ではトレンド系のブログアフィリエイトもやり始めているので、
テレビから得られる情報をキーワードに使うことも増えているんです。

 

テレビとかのマスメディア情報は多くの人が見ているので、
番組に出てきた商品や人物をちょっとでも気になるとスマホですぐ検索され、
そんな時にいち早く情報発信できていたら・・・アクセスが増えて稼げますよね。

 

こんな風に、日常生活すべてをコンテンツに変えられないかな?
という視点を持って実践を積んでいこうと思います。

 

 

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