こんにちは、ユタカです。
さて、今回のテーマは『お金を稼ぐことに善悪はあるのか？』
というものです。
結論から言うと、僕はあると断言します。
お金を稼ぐと一言で言っても、稼ぎ方には様々なものがあります。
悪側の人間にならないように、自分への備忘録の意味も込めて書いてみます。
なぜ詐欺が無くならないのか？
お金を稼ぐということは、
『お客さんに価値を提供して、その対価としてお金をもらうこと』
です。
お金を得られさえすれば何をしてもいいというのは、
お客さんを騙してでもお金を得ようとする最低の人間の思考です。
でも、そのような人間は絶えません。
それは簡単に儲けることができるからです。
例えば世の老人たちをターゲットにした振り込め詐欺。
平成２７年は約１３，０００件発生し、被害総額は約４００億円です。
１件あたり３００万円ものお金が、
たった１日かそこらでだまし取られてしまっている現実があります。
振り込め詐欺にはいろいろ役割があって、
電話をかける役割、お金を受け取りに行く役割などがあります。
仮に５人１グループで詐欺をしたとすれば、
１人あたり日給６０万円です。
・・・なんて簡単にお金を稼げるんでしょうか。
だから、詐欺は無くならないんです。
ネットビジネスにおいて、
詐欺商材や詐欺高額塾でお客さんを騙しまくっている人間は、
これらの犯罪者と同じです。
法に触れていないだけで、
人を騙してお金を得ているという意味では同じです。
あなたもネットビジネスをやる中で、
このような最低な人間には気を付けてください。
やるかどうかは別、でも研究は必要
詐欺師や詐欺商材や詐欺アフィリエイターには注意が必要です。
しかし！
そこで彼らを完全にシャットアウトするのはもったいないです。
やるかやらないかは別として、
彼らがお金を稼ぐ手法を駆使していて、実際に稼いでいるという事実はあります。
なので、
自分より稼いでいるっていう事実はそこにあるならば、
その『稼いでいる方法』を研究することは必要です。
稼ぐ方法を学ぶメリットはある！ってことです。
自分のビジネスにプラスになる可能性は高いはずです。
例えば先ほど挙げた振り込め詐欺。
主な手口は以下です。
いきなり高齢者の家に息子と名乗る者から電話がかかってくる
↓
息子役「電車内で痴漢をして捕まってしまった」と泣き崩れる
↓
痴漢された女性の父親を名乗る者が強引に電話を奪い
「お宅の息子さんはなんてことをしたんだ！どうしてくれるんだ！」と怒鳴る
↓
さらに駅員役が電話を奪い
「被害者の父親は息子さんを訴えると言っている。
このままでは裁判になってしまいます。示談をしたいなら、
私が何とかしますから示談金を午後３時までに振り込んでください」と伝える
↓
気が動転した親はあわててお金を振り込んでしまう
ざっくりですがこんな感じです。
劇場型と言われる、何人も登場人物が出てくる振り込め詐欺です。
- 自分の息子が電話してきて泣き崩れることで焦らせる
- 怒りまくる父親に対する冷静な駅員の話で信用させる
- 「このままだと裁判になってしまいます」というセリフで恐怖をあおる
- 「何とかしますから午後３時までに振り込んでください」という緊急性の提示
これって、犯罪に使えば最低になりますが、
セールスレターでよく使われるコピーライティングの手法でもあります。
このように、
様々なテクニックはネットビジネスをやるうえで役に立つ事も多いです。
そして常に『世の中に価値を提供しているか？』を意識すれば、
悪に染まることはありません。
お金を稼ぐということを、
ぜひ柔軟に自分のものにしてください。
というわけで、今回はこの辺で！
ユタカでした。
PS.
僕の祖母も、
何年か前に危うく振り込め詐欺に騙されそうになりました。
親父と名乗る奴から電話がかかってきて、
仕事で重大なミスをしてしまった、と泣き出したそうです。
詳しい内容は書けませんが、
親父の仕事内容にかなり合致している話だったので、
祖母は最初、本当に信じてしまったみたいです。
実際に親父に確認の電話をかけたので、
何とか騙されずに済みましたが、
一歩間違えれば結構ヤバかったと思います。
あの手この手で情報を仕入れて、
身近な人に悪の手は忍び寄ってきます。
そういう最低の人間たちは、
最後には痛い目に合うはずです。
というか、僕はそう望んでいます。
多くの人に価値を与えて、
多くの人に感謝される。
そんな人間になりたいものです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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